wifiと格安SIMで余ったスマートフォンやタブレットを徹底活用!

近年『最新機種が登場する度にスマートフォンやタブレットを買い替えている』という方も結構多いのではないでしょうか。
それでなくても、更新時期にはやはり新しい端末が欲しくなるもの。
結局は『自宅に使っていないスマホやタブレットがたくさん・・・』という状況に陥りがちです。
今回は、そんな余剰端末を自宅や外出先で再利用するためのネットワーク接続手段と接続のポイント、注意点や活用術などをまとめてみました。

1.ネットワークへの接続手段と接続のポイント

キャリアやMVNOでスマホやタブレットの機種変更を行う場合、変更前の端末から新しい端末へSIMカードを差し替える作業が伴います。そのため、変更前の端末はその時点からネットワークへ接続することができなくなってしまいます。
余ったスマホやタブレットを最大限に活用するにはまず、その端末を再びネットワークにつなげるところから始めます。

ここではwifiでの無線ルーター使用やスマホデサリング・公衆無線LANでの接続と、格安SIMを使った接続の4通りの手段とそのポイントをご説明します。

1-1.wifiでルーターへつないでネットワーク接続

自宅にはすでに固定回線を敷いていて無線ルーターがある、LTEやWiMaxの契約がありモバイルルーターを持っているなどの場合、その機器と端末をwifiで接続します。
以前キャリアやMVNOの通信と併用してルーターを使用していた場合には、端末にはその時の設定が残っていますが、改めてセキュリティパスワードの入力が必要な場合もあります。
また、端末を初期化していたり初めてつなぐネットワークの場合は、はじめから設定が必要です。

※設定方法は各端末や機器で異なります。
※以下はSH06D(スマートフォン)をURoad Home2+(WiMax2+対応ルーター)へつなぐ場合のポイントとスクリーンショットです。  

【接続のポイント】
①スマホやタブレットの設定画面『無線とネットワーク>wifi』をタップ。
②wifi接続をONにして、使用するSSIDをタップ。
③セキュリティパスワードを入力して接続。 

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1-2.wifiデサリングでのネットワーク接続

デサリング可能なスマホやSIMカードの契約がある場合、スマホ側(親機)の設定変更と、つなげたいスマホやタブレット(子機)のwifiを接続設定することで、ネットワークの使用が可能になります。
デサリングにはwifiの他にもBlueToothやUSBを使用する方法がありますが、ここでは複数台を同時に接続可能なwifiを使ったデサリングの接続ポイントをご説明します。
この設定を済ませると、両端末を一緒に持ち出すことで外出先でも接続が可能になります。

※設定方法は各端末で異なります。
※以下はLG G3 beat(スマートフォン)を親機,SH06D(スマートフォン)を子機としてwifiデサリングで接続する場合のポイントとスクリーンショットです。

【接続のポイント】  
①デサリングを実施する側の端末(親機)の接続設定より『デサリングとネットワーク』をタップ。
②親機のwifiデサリングをONにする。
③デサリングを受ける側の端末(子機)の接続設定より『無線とネットワーク>wifiをON>デサリングを実施しているSSIDをタップ>セキュリティパスワードを入力』で接続。

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1-3.公衆無線LANでのネットワーク接続

公衆無線LANが提供されているエリアへ出向き端末の設定をすることで、無料もしくは低価格(要事前申し込み)でネットワークへの接続が可能となります。
公衆無線LANは現在、カフェやショッピングセンター、公共機関など多くの施設で提供が行われています。

※設定方法は各端末や提供されている公衆無線LANごとに異なります。
※以下はNexus7(タブレット)をDONKI Free wifi(無料)に接続する際のポイントとスクリーンショットです。

【接続のポイント】
①公衆無線LAN検索&接続アプリをダウンロードします。(接続設定からでも可)
②対応エリアへ移動しアプリを起動後、接続アイコンをタップ。
③接続に必要な情報を入力し(登録やセキュリティパスワードなどがある場合など)、接続。
※公衆無線LAN検索&接続アプリはGooglePlayやAppStoreなどから無料でダウンロードすることができます。

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1-4.格安SIMカードでのネットワーク接続

使いたい端末がSIMフリーもしくはSIMロック解除が可能な機器の場合、MVNOなどから格安SIMを購入し(要契約)スロットへカードを挿入することで、ネットワークへの接続が可能となります。
室内でwifiの電波が届きにくい場合や、外出先で手軽に利用したい場合に便利な接続方法です。

※設定方法は各端末や格安SIMの提供事業者などにより異なります。
※以下はSH08E(タブレット)をイオンモバイルのSIM(DocomoのXi・3G回線)で接続する場合のポイントとスクリーンショットです。

【接続のポイント】
①SIMカードをスマホやタブレットのスロットへ挿入します。
②端末の接続設定のモバイルネットワークより、必要な設定各種や情報入力を行います。
※設定や入力が必要な情報は、格安SIM事業者より提供があります。
③設定した格安SIMの名称をタップし接続完了。 

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2.ネットワークへつなぐ際の確認事項と注意点

それぞれの手段でスマホやタブレットをネットワークへ接続する場合、事前に確認が必要な項目や注意点があります。

2-1.wifiでルータへつないで接続する場合

①ルータの接続可能な台数
無線ルータ-やモバイルルーターには、契約や機種によって一度に無線で接続できる台数が決まっています。すでに複数台をつないでいたり家族と一緒に使用しているなどの場合は、接続可能な台数が残っているかを事前に確認する必要があります。
※不要な端末分の設定を解除することで接続は可能です。

例:URoad Home2+ → 無線接続14台まで

②ルータの月間データ使用量上限
wifiで接続してスマホやタブレットを利用する際にも、データー使用量がカウントされます。
契約しているルーターに月額データ使用量の上限が設けられている場合は、使いすぎに注意が必要です。

例:WiMax通常プラン → WiMax2+の月間データ使用量7ギガまで

2-2.wifiデサリングで接続する場合

①スマホやタブレットの仕様や契約状況
現在使用しているスマホやタブレットはデサリングの対応機種かどうか、契約内容はデサリングが可能かどうかを事前に確認しておく必要があります。

例:LG G3 beat(スマホ)+UQmobile → デサリング可能な端末と契約
※wifiデサリング最大8台まで
例:SH08E(タブレット)+イオンモバイルSIM → デサリング不可
※SH08E自体はデサリング可能な端末

②親機の月間データ使用量上限
デサリングの場合でも、子機で使用する分のデータ使用量は親機にかかっていきます。
親機のデータ使用量上限が設定されている場合は、使いすぎに注意が必要です。

③親機端末への負担
wifi経由でのデサリングは、親機のバッテリー消耗が早くなったり通話がしにくい状態になる場合があります。外出先で充電ができない環境や電話の使用が必要な状況での使用には、注意が必要です。

2-3.公衆無線LANで接続する場合

①セキュリティの有無
公衆無線LANにはセキュリティがかけられているものといないもの(セキュリティパスワードなし)があります。
かけられていない場合,通信中に情報を盗み見られる可能性もありますので、IDやパスワードの入力が必要なサイトの利用は控えるなどの注意が必要です。

例:DONKI Free wifi(無料) → セキュリティなし
例:BBモバイルポイント(月額料有料) → セキュリティあり

2-4.格安SIMで接続する場合

①スマホやタブレットがSIMフリーorSIMロック解除可能な端末かどうか。
※SIMカード自体に対応していない端末もあります。

例:LG G3 Beat → UQmobileのSIMのみ使用可
例:SH06D・SH08E → SIMロック解除可能なdocomoの端末
例:Nexus7 → SIMカード非対応機種
※契約更新前に使っていた回線と新しくSIMで使用する回線が同じ会社のものの場合は、SIMロック解除不要で接続が可能です。(docomo→docomo回線を使用するSIM・au→au回線を使用するSIM)

②SIMカードは使いたい端末で動作可能か
使用したいスマホやタブレットが、そのSIMカードで動作可能かどうかを事前に調べておく必要があります。各事業者のホームページに動作可能な端末一覧の掲載がありますのでそちらで確認するか、端末のメーカーへ問い合わせることで確認が可能です。

例:イオンモバイルSIM → SH06Dでの使用可(SH06Dは3Gスマホのため3G回線接続)
例:イオンモバイルSIM → SH08Dでの使用可(docomo Xi回線・3G回線接続)

③SIMカードサイズ
使いたいスマホやタブレットのSIMカードサイズと、利用予定のSIMカードサイズが同じかどうかを事前に確認しておく必要があります。

例:SH08E・SH06D共にマイクロSIM→イオンモバイルのマイクロSIM

3.スマホとタブレットをスペックや目的別で活用

スマホやタブレットのネットワーク接続設定が済んだら、端末のスペックや仕様を改めて確認しておきましょう。目的別や利用環境別に端末を使い分けることで、より多彩な活用方法が見つかります。

3-1.サブ的位置付けで本契約端末の機能を温存

余ったスマホやタブレットを本契約の端末と並行して利用することで、本契約の端末への負担やバッテリー消費を減らすことができます。
また、タブレットを持っている場合はスマホよりも広い画面で操作しますので、少ないストレスでの利用が可能です。

例:ブラウザでの調べもの
例:twitter・facebook・Instagram・ブログなどの閲覧・投稿
※LINEはSMS認証が必要なため、同じIDを他端末での同時に利用することはできません。
例:オンラインゲーム
など

また,ダウンロードやインストールを伴う作業の場合でも、本契約端末の容量を気にする必要がなく、通話などの重要な動作を中断することなく実施できるので非常に便利です。

例:pdfファイルのダウンロード
例:SNS・ゲームなどのアプリインストール
例:電子書籍の閲覧
など

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3-2.防水端末は過酷環境下でハードユーズ

使わず眠らせておくと最もおしいのが『防水仕様』の端末です。
防水端末はお風呂やキッチンなどの水回りはもちろんのこと、雨で濡れてしまうような状況下での使用も可能なため、活用の幅は格段に広がります。
本契約の端末も防水だけどなんとなく不安という方は,このような状況下ではサブ端末を積極的に利用することで故障などの不安からも開放されます。

例:お風呂やキッチンで音楽や動画の視聴
例:雨日でも音楽を聞きながらランニング
例:キャンプなどのアウトドアでの使用
※使用場所でwifiが届きにくい場合や持ち歩くことが多い場合は、SIMカードの使用をおすすめします。

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3-3.家族共有でコミュニケーションアップ&節約

家族で使える共有の端末を1台設定することで、様々なコミュニケーションの機会を生み出すことができます。元々の利用者のデータを消したい場合は、SDカードなどへのバックアップの後に端末を初期化したり、ユーザー使い分けの設定を行えばOKです。

例:リビングで家族と一緒に動画や音楽を視聴
例:家族の写真や動画を撮影して保存
例:週末のおでかけ予定をブラウザや地図で確認
など

また、いろいろなアプリを入れて活用することで、家計の節約にもつながります。

例:無料通話が可能なアプリで電話代の節約
例:チラシ閲覧可能なアプリやレシピ掲載アプリで食費の節約
例:ネットショッピングアプリで安い日用品を検索して生活費を節約

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4.まとめ

余っているスマホやタブレットも、再びネットにつなぐことでこのような便利な活用方法がたくさん見つかります。
思い出と共に眠らせていたりデータを消して販売でしたりという方法もありますが、せっかく高い料金を支払って購入した端末、それではちょっともったいないですよね。
新しい機種を購入する際には、買い替え後の利用用途も考えて購入すると、活用方法はもっと広がります。みなさんもぜひ、取り入れてみてください!