使い放題でもネットが遅くなる?キャリア毎のwifiの速度制限まとめ

ポケットwifiユーザーが増えています。以前は外出先でもパソコンでネットを使いたいという人が主なユーザーでしたが、最近はスマートフォンユーザーも増えています。
スマートフォンやパソコンだけでなく、ゲーム機などネットにつないでつかう機械も増えています。ポケットwifiが1台あれば、機械の種類を問わずにネットに接続できるので、とても便利です。しかし、ポケットwifiにはデータ通信量により速度制限があります。詳しくみてみましょう。

ポケットwifiとは?

ポケットwifiはモバイルwifiルーターの意味でよく使われていますが、もともとはワイモバイルのモバイルwifiルーターの商品名です。今では外出先でも使えるコンパクトなサイズで、他の機械をwifiでネットにつなげるための機械の総称に近くなっています。

通信速度の制限とは?

各キャリアのWebサイトでは最大220Mbpsなどと公表されていますが、これはあくまで最大値です。「瞬間最大風速」のようなもので、常にその速度で使えるわけではありません。実際の速度は実測値10Mbps程度のこともありますが、動画を見るときでもその程度で充分です。
最近は動画、ストリーミング、通信ゲームなど、データを大量に使うようになりました。そこである程度個人のデータ通信量を制限し、誰もが快適にネットを利用できるように、速度制限という方法が取られています。

速度制限の種類は2種類

ポケットwifiの速度制限には、月間制限と3日間制限の2種類があります。どの方法を使うかは、キャリアにより異なります。

  • 月間制限(1ヶ月の間に契約プラン以上のデータ通信量を利用すると、月末まで速度制限される)
  • 3日間制限(直近の3日間に一定以上のデータ通信量を利用すると、次の日は1日速度制限される)

いったん速度制限されると、128kbpsという低速になってしまいます。これは、メール以外ではまともに使えない速度です。メールであっても大きな添付ファイルを送受信するのは大変です。完全に無制限で使えるキャリアは、今のところありません。

速度制限はいつまで制限される?

月間制限の場合は、月末(ドコモ、au)もしくは請求月の締め日(ソフトバンク)まで速度が制限されます。その翌日0時に制限が解除されます。ただし解除は順次行われるので、少し遅れる場合もあります。3日間制限の場合は、次の日の決まった時間から24時間速度が制限されます。

制限を解除する方法

月間制限を解除するには2つの方法があります。

  • 解除されるまで待つこと
  • お金を払うこと

次月まで待てない場合は、オプション料金を払うとすぐに解除されます。ただしとても高額なので、注意が必要です。

3日間制限は、解除されるまで待つしかありません。
制限を確認する方法は、こまめに公式サイトをチェックし、自分の端末がどのくらいデータ通信量を使っているのかを確認できます。

NTT Docomoの速度制限

nttdocomo

NTT Docomoには3日間制限はありません。現在は月間制限のみが適用されています。

月間制限

1月のうちに規定のデータ通信量を超えると速度制限され、月末まで下り速度で128kbpsに減速されます。規定のデータ通信量は、500MB、3GB、7GBなど、契約しているプランによって異なります。速度制限を解除するオプション料金は、2GBで2,500円とかなり高額です。

auの速度制限

au

auでは、wimax方式とLTE方式の両方に対応しています。どちらも、月間制限と3日間制限の両方があります。

月間制限

月間制限では、データ通信量が7GBを越えた翌日の13時から月末まで速度が制限され、月末まで下り速度で128kbpsに減速されます。
速度制限を解除するオプション料金は、0.5GBで550円か、1GBで1000円の2種類があります。オプションの使用量は62日間繰り越せます。

3日間制限

3日間制限では、当日を除く直近3日間のデータ通信量が3GBを超えると、次の日は速度が制限され、下り速度で128kbpsに減速されます。

予定されている変更

2017年2月2日以降は、3日間制限はデータ通信量が10GBを超えた場合にのみ適用されます。速度制限中は、ネットワーク混雑時間帯 (18~2時) の通信速度が1Mbps程度に制限されます。

ソフトバンクの速度制限

softbank

ソフトバンクにも、月間制限と3日間制限があります。

月間制限

ソフトバンクの締め日は10日、20日、末日の3種類があり、ユーザーによりどの締め日が適用されているかは異なります。そこで、データ通信量も「締め日の翌日から次の締め日」を1ヶ月として計算します。
この「1ヶ月」の間に7GBを超えると速度制限が適用され、次の締め日まで下り速度で128kbpsに減速されます。

必ず月末を基準にしているわけではないので、注意が必要です。速度制限を解除するオプション料金は、1GBで1,000円か、2GBで2,500円の2種類がありますが、契約プランによって使える料金が決まっています。

3日間制限

ソフトバンクの3日間制限は、当日を含まない直近3日間でデータ通信量が規定を超えると速度制限が適用され、次の締め日まで下り速度で128kbpsに減速されます。

コンテンツにより速度制限されることもある

ソフトバンクでは、動画や画像、パケット通信による音声通話など、多くのデータ通信量を消費するコンテンツを使用していると、自動的に速度が制限されたり、画像が圧縮されることがあります。
この制限や圧縮は予告なしに行われ、復元することはできません。

ワイモバイルの速度制限

ymobile

ワイモバイルはソフトバンクの子会社なので、料金体系はよく似ています。ワイモバイルの場合はポケットwifiの機種により契約プランが異なり、規定のデータ通信量や金額が異なるので、注意が必要です。

月間制限

ワイモバイルの締め日は末日で、データ通信量は毎月1日にリセットされます。

1ヶ月の間にデータ通信量が5GBまたは7GB(契約プランにより異なります)を超えると速度制限が適用され、月末まで下り速度で128kbpsに減速されます。
速度制限を解除するオプション料金は、500MBごとに500円です。機種によっては「アドバンスオプション」という有料オプションを申し込むことで、7GBを超えても快適に通信できます。

3日間制限

ワイモバイルの3日間制限は、当日を含まない直近3日間でデータ通信量が3GBまたは1GB(契約プランにより異なります)を超えると速度制限が適用され、次の日は下り速度で128kbpsに減速されます。

コンテンツにより速度制限されることもある

ワイモバイルもソフトバンク同様、動画や画像、パケット通信による音声通話など、多くのデータ通信量を消費するコンテンツを使用していると、自動的に速度が制限されたり、画像が圧縮されることもあります。
この制限や圧縮は予告なしに行われ、復元することはできません。

UQモバイルのWiMAXの速度制限

uqmobile

UQモバイルには、月間制限のあるプランとないプランがあります。

月間制限のあるプランの場合

月間制限のあるプランでは、データ通信量が7GBを越えたら、月末まで下り速度で128kbpsに減速されます。
速度制限を解除するオプション料金は設定されていません。
このプランでも、3日間制限は適用されます。

月間制限のないプランの場合

月間制限のないプランでは、月単位でのデータ通信量の制限はなく、使い放題です。
このプランでも、3日間制限は適用されます。

3日間制限

月間制限のあるプラン、ないプランに関わらず、3日間制限があります。
当日を除く直近3日間のデータ通信量が3GBを超えると、次の日は速度が制限され、下り速度で128kbpsに減速されます。

予定されている変更

2017年2月2日以降は、3日間制限はデータ通信量が10GBを超えた場合に適用されます。制限方法は、ネットワーク混雑時間帯 (18~2時) の通信速度が1Mbps程度に制限されます。

まとめ 通信キャリアを選ぶポイントは速度制限も見てみよう

ポケットwifiはスマートフォンのように機種にこだわることはあまりなく、料金体系もスマートフォンよりはバリエーションが少なく、選びやすくなっています。
つい料金だけで選んでしまいがちですが、つながりやすさも重要です。キャリアによっては都市部に強くても郊外には弱いなど、特徴があります。
まずは、自宅やよく行く場所で使えるかどうかを確認しましょう。