自分のデータ通信量を知ることは、プラン選定の第一歩

スマートフォンをよく使う人なら、データ通信量は気になるところ。一時はパケット定額サービスが当たり前になって、データ通信量は気にしない人が多かったのですが、最近は格安SIMが一般的になったり、海外旅行でもスマートフォンを使いたいユーザーが増えて、またデータ通信量を意識する時代になってきました。
快適さを優先する方も、節約を意識したい方も、データ通信量を把握することが重要です。上手にスマートフォンを使うための、データ通信量の目安をご紹介します。

データ通信量を気にするのはどんなとき?

iPhone

データ通信量が気になるのは、つまり利用料金が気になるときです。それは、自宅やオフィス以外で使うときが多くなります。どういうときでしょうか?

格安スマホに変えるとき

いわゆる「格安スマホ」ですが、格安SIMを契約して使い始めると、データ通信量にシビアになります。格安SIMの料金体系は、ドコモなどの大手キャリアよりもデータ通信量が反映されやすくなっているからです。
格安SIMユーザーなら、データ通信量をこまめにチェックして、月末には意識してデータ通信量を節約している人も多いでしょう。

プラン変更を考えるとき

キャリアを問わず、毎月のデータ通信量を規定まで使用せず、余らせている方も多いでしょう。毎月余るという場合は、容量の少ないプランに変更すれば、月々の利用料金が安くなります。また、月々の料金を安くしようとデータ通信量の少ないプランで契約しても、つい使い過ぎてしまい、月末困っているという方は、いっそ大きなプランに変更した方が快適に使えるでしょう。

海外旅行のとき

今は、海外旅行でもいつものスマートフォンを使う人がほとんどでしょう。ローミングサービスやレンタルwifiなど日数で契約するサービスではあまり問題になりませんが、現地のプリペイドSIMなど、使い放題ではないサービスを利用している場合は、データ通信量が気になります。
海外のキャリアは、日本国内の格安SIMと同じようにデータ通信量でシビアに速度が低下したり、使えなくなったりするからです。利用料金をこまめに確認しながら使いましょう。

データ通信量の確認方法

まず、自分がどのくらいのデータ通信量を使っているのか把握しましょう。

通信量の確認方法

My Docomoなど、キャリアのサポートページから「今月はどのくらいのデータ通信量を消費しているか」を見ることができます。またAndroidの場合は、端末の「設定」にある「データ通信」または「データ通信量」で、今月の通信量を確認できます。設定メニュー内での「データ通信」の位置は、機種やOSのバージョンによって異なります。
スマートフォンなら、アプリで毎日のデータ通信量を確認することもできます。アプリはAndroidでもiPhoneでも何種類かあるので、使いやすいものを選んでください。

一般的にはどのくらい使っているのか?

一般的な傾向として、格安SIMユーザーに限らず、スマートフォンユーザーの多くは月に3GB程度のデータ通信量で済んでいます。多くの格安SIMでも一番の売れ筋は月3GBというプランです。オフィスや自宅など、wifiが使えるところに長時間いる人は、外出先や移動中にしかデータ通信量を消費しません。その場合は、1GBや2GBでも余っているようです。
外出先でも動画やアプリのダウンロードを行ったり、ゲームをいつもプレイしているユーザーは、多くのデータ通信量を消費しています。5GB以上の大きなプランにしたほうがいいでしょう。

用途別のデータ通信量

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メール

メールは基本的に文字なので、データ通信量は1通10KB程度です。画像を添付する場合は、画質にもよりますが、1通5MB程度になります。

Gmail

GmailはGoogleアカウントそのものなので、アカウントを設定すればバックアップは不要です。

SNS

Twitterは基本的には文字がベースなので、あまりデータ通信量は多くありません。ただし、シェアされたWebサイトや動画を見に行くと、意識しなくてもデータ通信量が増えてしまいます。Instagramは画像や動画が主体なので、かなりデータ通信量が多くなります。外出先で使う時は注意し、データ通信量をこまめに確認しましょう。Facebookのデータ通信量は、Twitterよりは多く、Instagramよりは少なくなります。

いずれにしてもSNSのデータ通信量は、自分から発信する数やフォロワーの数でかなり変わってくるので、一概には言えません。

アプリケーションのダウンロード

アプリケーションをダウンロードするときは大きなデータ通信量を消費します。ただし、ダウンロード前にアプリケーションの説明ページで大きさを確認できます。

Webブラウザ

ブラウザでWebページを見る場合、モバイル用に作成されたページなら、データ通信量は1ページ当たり数百KBから1MB程度です。ショッピングサイトなど画像が多いページは、データ通信量も多くなります。

地図アプリ

地図では、都市部は郊外よりも多くのデータ通信量を消費します。縮尺によってもデータ通信量は異なり、ズームインする度にデータ通信量を消費します。
東京都心の地図は300~500KB程度です。郊外は100KB程度です。
また、ルート検索を行うと、より多くのデータ通信量を消費します。

Skype

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Skypeは使い方によってデータ通信量が大きく異なります。音声通話の場合は3MB/分、ビデオ通話の場合は36MB/分程度です。同じSkypeでもチャットは文字だけなので、ごく小さなデータ通信量しか消費しません。

ゲーム

普通にゲームを使うだけではそれほどデータ通信量は多くありません。
ただし、インストール時、初回起動時、さらに機能追加のメジャーアップデートのときにはかなり大きなデータ通信量を消費します。
たとえばパズドラがインストール時に消費するデータ通信量は50MB程度ですが、初回起動時には最新版へアップデートするので、850MBくらいのデータ通信量を消費します。

音楽

音楽は、ストリーミング配信で再生するとデータ通信量が大きくなります。できればダウンロードして利用しましょう。
たとえば、Google Play Musicをストリーミング再生で1時間流しっぱなしにすると、80MB程度のデータ通信量を消費します。
データ通信量は音質によっても異なり、音質を上げるとデータ通信量は増えますが、音質を落とすとデータ通信量は減ります。

動画

動画はかなり多くのデータ通信量を消費します。高い画質にすると、より多くのデータ通信量を消費します。

Youtubeの場合

Youtubeの画質360p(普通)で動画を見ると、1時間あたり約150~200MBのデータ通信量を消費します。画質240p(低)で約120MB程度、画質480p(高)で約450MB程度です。
これはスマートフォンで表示した場合ですが、テザリングでパソコンで動画を見たりすると、もっと多くのデータ通信量を消費します。

その他の動画サービスの場合

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その他「Hulu」「dTV」「ニコニコ動画」など、いろいろな動画サービスがあります。Huluを高画質で再生した場合は、1時間あたり420MB程度のデータ通信量を消費します。ニコニコ動画では、高画質モードは1時間あたり300~400MBのデータ通信量を消費します。どのサービスでも、動画を見ると多くのデータ通信量を消費するので、注意が必要です。

電子書籍

電子書籍のデータ通信量は、本のタイプにより大きく異なります。通常の本はそれほど大きくありませんが、雑誌やコミックスは画像になるので、かなり大きなデータ通信量になります。電子書籍ストアによっては、大きなデータ通信量になる本はwifiでダウンロードするように表示されます。ダウンロード前にデータ通信量を確認できるところも多いので、wifiがあることを確認してからダウンロードしましょう。

データ通信量を節約するには

基本的にデータ通信量が多いのは動画で、あとは音声、画像、テキストの順番でデータ通信量を消費します。画像や音声はデータが大きいので、両方を消費する動画が一番大きなデータ通信量を消費します。音声は、音楽だけでなく、SkypeやLineの通話も含みます。音声通話の形なのでわかりにくいですが、この通話はデータ通信で行われています。

使い方に気をつけると、かなりデータ通信量を減らすことができます。アプリケーションのダウンロードや動画の再生など、大きなデータ通信量を消費することは、自宅など安心できるwifiの下で行えば、データ通信量は消費しません。外出先でも、wifiスポットがたくさんあるので、うまく利用しましょう。ただし、外出先の無料wifiスポットにはセキュリティの問題があります。個人情報を入力するときは自宅など安心できるwifiスポットを利用しましょう。

自宅のwifiをメインに利用していれば、通信量が月に3BGを超えることはほとんどありません。1GB程度で済む場合もあります。

まとめ

大手キャリアは一見通信料金が高いように見えますが、いろいろなオプションがあります。3人以上の家族で一定量のデータ通信量を分け合うオプションを利用すれば、あまり節約を意識しなくても、家族全員が快適に使えるかもしれません。家族全員が同じキャリアを利用していることが前提になりますが、家族の人数や各自のスマホの使い方によっては、検討する価値はあります。一度ショップで料金のシミュレーションをしてみましょう。