LTE・4G・3Gって何?今さら聞けないwifiとの違いとは?

LTE・4G・3G、、、なんとなく最新のものが4Gでちょっと前の規格がLTE、その前が3Gで、最新のものほど速度が早くなる、と思っていませんか?
はい、概ねその通りです。
少し違うのは、LTEは4Gに含まれる種類の一つです。
3Gから4Gに移行するときの橋渡しのようなもので、3.9Gとも呼ばれています。

そもそもGってなんのこと?

「G」とは英語の「Generation(世代)」の頭文字です。国際電気通信連合 (ITU) が定める IMT-Advanced 規格に準拠する無線通信システムのことで、1Gは第1世代、2Gは第2世代、3Gは第3世代、4Gは第4世代と数字が上がるごとに進化し通信も高速化していきます。
この「G(世代)」の歴史をみると、ちょっと理解が深まりますよ。

G(世代)の歴史

■1G(第1世代)

アナログ方式の通信規格(1979年~2000年サービス終了)

はじめて登場した方式で、アナログの音声通話に対応していました。自動車電話や、ショルダーフォンなどに利用されていて現在の携帯電話の基礎になっています。

なお、このショルダーフォン、皆さんご存知ですか?1985年に初めて登場した携帯電話で、重さは約3kg。文字どおり肩から下げて持ち運ぶ携帯電話でした。
価格は「保証金」20万円と月額基本使用料2万6000円(※当時の大学卒の初任給は約14万)。今では考えられない重さと金額です。到底日常的に使えるような代物ではなく、ビジネスシーンなどで使われていたようです。
ショルダーフォン

画像参照元:http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1605/13/news142.html

■2G(第2世代)

デジタル方式になりメールやネット利用に対応した規格(1993年~2012年サービス終了)
アナログからデジタルへ移行。技術が一気に進歩し、ネット、メールなどの接続も可能となりました。

■3G(第3世代)

さらに高速化し、テレビ、動画、音声などのコンテンツも充実(2001年~現在)
iPhoneやアンドロイドなどのスマートフォン、タブレットが本格的に登場します。
3.5G、3.9G(LTE)と更に進化し、通信速度も格段に向上しました。

■4G(第4世代)

さらに高速・大容量になり、モバイル端末が爆発的に普及(2015年~現在)
通信速度は、以下表をみるように、3G登場初期にくらべ大容量のコンテンツも短時間でダウンロード可能になりした。
総務省データ

参照:総務省「第4世代移動通信システムについて」http://www.soumu.go.jp/main_content/000270523.pdf

なお4Gは、通信は高速ではあるものの電波障害に弱いため、音声通話のときには3Gに切り替わります。

■5G(第5世代)

そしていよいよ5Gが目前に。
2020年東京オリンピックに向けて、現在の1000倍以上の通信速度実現のため、開発研究が強化されています。

wifiとは何が違うの??

ここまで、Gの歴史を振り返ってきましたが、ではwifiとは何が違うのでしょうか??
上で説明してきたように、3G・4G・LTEなどは、移動対通信技術のことで、遠くにある基地局と通信します。
それに対して、wifiは近距離通信の規格名称です。数メートル~数十メートル圏内にある無線LANルーターと通信します。
近距離なので携帯電話のように移動をしながらの通信には向いていません。

wifiが使える場所は、カフェやオフィスなど留まった場所に限定されますが、wifiの魅力は安定した高速性です。無線LANルーターが光回線につながっていれば、快適にインターネットを利用できます。

まとめ

そして、WiMAXという新しい中距離用規格の無線通信技術も登場しています。
wifiなどの無線LANよりも、広いエリアで使えて高速通信ができます。
WiMAXは新しい規格のため、まだ使えるエリアが限られますが、現在基地局の設置も増やしており、移動体通信技術としても規格が出来ていて、モバイル通信でも利用できるようになっています。

携帯電話が登場して約30年。
技術の発達で、さらに通信速度も高速化していき、私たちの生活もより便利に快適になっていきます。
2020年の東京オリンピックに向けて技術開発が強化されているので、4年後がどのように進化を遂げているのか楽しみです。