超高速の次世代WiFi、「Li-Fi(ライファイ)」とは何?

WiFiに変わるかもしれない新しい通信形態である、「LiFi」をご存知でしょうか?読み方は“ライファイ”と読みます。このLiFiは、これまでのWiFiのなんと100倍の速度で通信が可能になるかもしれないという、開発中の技術です。今回はこのLiFiについて、どのようなものなのかをご紹介したいと思います。

LiFi(ライファイ)とは?

LiFi(ライファイ)とは何か?

LiFi(ライファイ)とは、「Light Fidelity」の略称で、WiFiに変わる新しい通信規格のこと。LEDを使った光無線通信の一種で、なんと、WiFiの通信速度のおよそ100倍高速な通信が可能になるものだといいます。イギリスや中国で開発が進んでおり、テストではすでに1Gbpsでの通信に成功しているそう。理論上では、なんと224Gbpsまで通信速度がでるとされています。これは、約1.5GBの映画18本がなんと1秒でダウンロードが可能だという速度です。

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LiFi(ライファイ)の仕組み

WiFiは、“電波“を飛ばして、「電磁波」により通信するものでした。それに対しLiFi(ライファイ)は、光波を使った通信で、「LED電球」を使って通信するというものです。どのような仕組みでインターネットに繋ぐかというと、まず今までと同じように光通信回線をひき、ルーターとLED電球をケーブルで繋ぎ、LED電球の光を通じて光波を拾って通信します。

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LiFi(ライファイ)のメリットデメリット

LiFi(ライファイ)のメリット

LiFi(ライファイ)のメリットはいくつかありますが、まず大きな利点はやはり、超高速通信が可能になるということでしょう。その他、「見通し線」というものがあるため傍受ができず、セキュリティが高くなります。LEDという既存の光源を使えるので、アクセスポイントの増設がしやすいのもメリット。また、光を使うため、電波による人体への悪影響から解放されるという点にも注目が集まります。

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LiFi(ライファイ)のデメリット

LiFi(ライファイ)は、LEDの光を使うので、壁を通しません。ですので、部屋ごとにアクセスポイントが必要になります。また、光による通信のため、直射日光の当たる昼間の屋外では利用できません。また、ルーターとLED電球をまずケーブルで繋げなくてはならないので、設備を整える必要もあり、導入の足かせになりそうです。


LiFi(ライファイ)のこれから

LiFi(ライファイ)は現在まだ開発中で、商品化はほとんどされていませんが、AppleがiPhoneのiOSでLiFiのテストがされたとのニュースもあり、iPhoneに取り入れるかもしれません。また、シンガポールが国策としてLi-Fiに取り組んでいるとの話も出ており、2017年こそはLi-Fiが製品化されるのではないかとも言われています。


まとめ

超高速のLiFi(ライファイ)が実現する日も近いかもしれません。WiFiの技術が進み、通信速度が速くなってきたとはいえ、まだ通信の遅さが気になることもあります。新しい技術により、通信速度が改善されたら非常に嬉しいことですよね。今後もLiFiの動向には注目していきたいと思います。

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