観光庁、平成29年度予算でWiFi環境整備を増額

観光庁は、2020年の東京オリンピックに向け、訪日外国人観光客の増加と、すべての旅行者がストレスなく快適に観光を満喫できる環境の整備を目指す「明日の日本を支える観光ビジョン」を平成28年に発表しました。その中で、「ストレスフリーな通信環境の整備」も目標にかかげています。平成29年度は予算を大幅に増額し、更に力を入れて取り組んでいくことを発表しました。

「明日の日本を支える観光ビジョン」とは

「明日の日本を支える観光ビジョン」の概要

平成28年3月に観光庁が発表したもので、今後の観光ビジョンについての目標や取組の計画を構想し実行しています。
具体的には
1.「観光資源の魅力を極め、地方創生の礎に」すること
2.「観光産業を革新し、国際競争力を高め、我が国の基幹産業に」すること
3.「すべての旅行者が、ストレスなく快適に観光を満喫できる環境に」すること
を軸としています。

明日の日本を支える観光ビジョン構想会議
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kanko_vision/

「通信環境の飛躍的向上と誰もが一人歩きできる環境の実現」をめざす

観光庁は、「すべての旅行者が、ストレスなく快適に観光を満喫できる環境」にするために、通信環境にも注目しており、「通信環境の飛躍的向上と誰もが一人歩きできる環境の実現」のため、無料公衆無線LAN(WiFi)の整備を推進しています。

■現状・課題
・外国人からの不満第1位「無料公衆無線LAN」についての対応が急務
・外国人旅行者がストレスなく移動・滞在できる受入環境整備が必要

■今後の対応
・2020年までに、主要な観光・防災拠点(※1)における重要整備箇所(約3万箇所)に無料WiFi環境を推進
など

(※1)観光拠点:観光案内所、文化財、自然公園・都市公園、博物館等
    防災拠点:避難場所、避難所、官公署等

観光庁の平成29年度の方針は?

それぞれの取組で予算を増額、防災拠点等(約3万箇所)を中心に、公共交通機関、宿泊施設、商店街等、全国で無料WiFi環境の整備を加速化させる方針です。

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○防災拠点・被災場所として想定される公的拠点(総務省)
災害時の必要な情報伝達手段を確保する為、2020年までに、地方公共団体や民間企業における整備も含めて約3万箇所の整備をめざし、当初予算を大幅に増額

○公共交通機関・宿泊施設・観光案内所等(観光庁)
滞在・異動時のストレスフリーな通信環境を実現するため、予算を大幅増額

○商店街(経済産業省)
インバウンドに対応した商店街の整備を加速するため、商店街の受入環境整備の支援を決定

○農産漁村地域(農林水産省)
インバウンドに対応した農泊等を推進するため、予算においてWiFi環境を整備

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出典:http://www.mlit.go.jp/common/001170496.pdf

平成29年度もwifi環境整備事業への補助支援を予定

これらのwifi設備を整備するため、平成29年度も支援を予定しています。

≪防災等に資するWiFi環境整備≫
公衆無線LAN環境整備支援事業 31.9億
■対象拠点
最大収容者数や利用者数が一定以下の
①防災拠点(避難所・避難場所、官公署)
②被災場所と想定され、災害対応の強化が望まれる公的拠点(博物館、文化財、自然・都市公園、案内所)

■補助率
地方公共団体:1/2、第三セクター:1/3

「防災等に資するWi-Fi環境の整備計画」(総務省  2016/12/26)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000131.html

防災等に資するWi-Fi環境の整備計画(PDF)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000456095.pdf

補助金の公募については平成29年3月から開示・募集開始予定とのことです。


まとめ

2020年の東京オリンピックに向け、政府はwifi整備に力を入れる方針のようです。補助金の開示も今後される予定とのことなので、今後も注目したいところですね。

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