自宅用wifiルーターの失敗しない選び方・比較

自宅でwifi(無線LAN)を利用するため、wifiルーターを購入しようと思っても、機種が多すぎて何を基準に選んだら良いか判断に困っていませんか?
価格も3万円台のものから、安いものは3000円台など選択の幅も広いため、用途によって賢く選ぶことが必要です。
そこで新しくwifiルーターを選ぶ際のポイントを解説します。

選び方3つのポイント

まず機種選びで見るべきポイントは以下3つ。

①規格

②アンテナ数

③価格

規格やアンテナ数で通信速度が決まったり、価格によってwifiルーターの性能や付加機能が異なるので、目的や用途にあわせて違いをしっかり理解しましょう。

それでは具体的に解説していきます。

①規格について

wifiは、周波数や帯域の違いから「11n」「11a」「11g」「「11ac」などの規格が利用されています。
現在市場に出回っているwifiルーター規格の主力は、「11ac」規格に対応しています。
11●●とは、通信速度(無線LAN規格のスピード)のことで、11acが現在最新の規格になります。

以下右に行くほど通信速度も早く最新の規格です。
11<11b<11a<11 a<11n<11ac

なお、11acは規格上の最大速度は6.9ギガですが、家庭用のwifiルーターでそこまでの速度を出せる製品はなく、wifiルーターの最大速度は1.73ギガになります。

また、wifiで使用される電波の周波数帯は、それぞれの規格によって「2.4GHz帯」「5GHz帯」と異なり、特長や通信速度も異なります。

【周波数について】
11acは5GHz帯で、旧規格は2.4GHz帯です。

【5GHz帯】
特徴・・・無線LAN以外では使用されることが少なく電波干渉に強い。壁などの障害物に弱い。
対応規格・・・11a 、11n、11ac
【2.4GHz帯】
特徴・・・電子レンジやコードレス電話、Bluetooth、無線のマウス・キーボード、などでも使用されているため、電波同士がぶつかり電波干渉が起きやすい。通信が切れるなど不安定になりやすい。障害物には強い。
対応規格・・・11b 、11g、11n

ここ1年以内に発売されているPCやタブレット、スマホのほとんどが11acに対応しています。
また、スマホやPCが11bなどの旧規格2.4GHz帯の場合は、周波数が異なる場合がありますが、11acのwifiルーターは、両方の電波を扱えます。
11acは壁などの障害物に弱いというデメリットもありますが、同じ価格帯のwifiルーターであれば、11ac規格のものを選ぶのが良さそうです。

②アンテナ数について

アンテナが多いほど、最大通信速度が速いと言われ、トータルの通信速度はアンテナの本数に比例します。
11n時代から使われるようになった技術として、複数のアンテナで電波を送受信することで通信速度を高速化する「MAIMO(マイモ)」という技術も登場しています。
MIMOは複数のアンテナから並列にデータを送信することで通信速度が向上しています。

③価格について

高いほど高性能で付加機能も充実しています。
例えば、無線の安定性を保つための「ビームフォーミング」という機能があります。
スマホなど、家のなかで移動して使う端末の場合は、障害物や電波障害など電波を妨げられることがあります。
「ビームフォーミング」は、wifiルーターがスマホなどの場所を把握して、その場所で強くなるような電波を送信し安定的に電波を届けます。
スマホを利用することが多い場合は、「ビームフォーミング」搭載されている機器だとストレスなく利用できそうです。
また、MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)は、ビームフォーミングを組み合わせて、スマホなどの接続台数が増えた際の速度が落ちないようにする技術です。

高性能になるほど最新の機能も付加され利便性が高くなります。

注意点

ビームフォーミングやMU-MIMOはを使うには、wifiルーターとスマホやPC機器にの両方が対応している必要があり、どちらか一方だけが対応されているだけでは使えません。
ビームフォーミングは2014年以降に大手キャリアから発売されたスマホであれば、ほとんどの製品が対応していますが、MU-MIMOはまだ対応機種が少ないようです。

まとめ

wifiルーターの選ぶときに、せっかくであれば高性能のwifiルーターを選びたくなりますが、格安SIMスマホや古いPCをお使いの場合は、せっかく高性能wifiルーターを買っても、その機能を生かすことができません。
自宅の使用環境と照らし合わせて、wifiルーターを選んでください。