自宅用WiFiとは違う?業務用WiFiを選ぶ際におさえておきたいポイントを解説!

ネットの需要が高まり、自宅だけでなく店舗やオフィスにもWiFiを導入しているところが多くなってきているように感じます。しかしまだ店舗やオフィスでもWiFiを導入したいがどのような機器を選べばいいのか、実際にどのような利点があるのかわからない方も多いと思います。

今回は業務用のWiFiのメリットや、家庭用のWiFiとどのような違いがあるのか、導入の際のポイントなどを紹介していきます。店舗やオフィスにWiFiがあるか無いかで、業務効率化や集客にも大きな違いがでてきますので、まだ導入していない店舗や企業はチェックしておきましょう。

業務用WiFiとは?

「業務用WiFi」とは、名前の通りオフィスや店舗向けのWiFiになります。
家庭で利用でしているWiFiと比べても同時に接続できる台数が多く、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で需要が高まったテレビ会議を安定して利用できたり、店舗に来店したお客様にWiFiを利用してもらうこともできるため、オフィスや店舗にとって必要な機能が搭載されているWiFiが業務用のWiFiです。

業務用のWiFiの導入に向いている業種としては、オフィスや飲食店小売店、美容室などのサロン、病院、塾、宿泊施設などさまざまです。

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店舗で業務用WiFiを導入するメリット

業務用のWiFiについて理解したところで、店舗で業務用のWiFiを利用することのメリットを3つに分けて紹介していきます。

集客につながる

店舗に誰でも利用できるWiFiを設置しておくことで集客効果が期待できます。
インターネットが普及したことで、カフェやレストランでも無料で使えるWiFiの設置が増えてきており、お客様の中にも無料でWiFiを使える店舗を優先して利用する方もいます。
WiFiを利用したいお客様の集客はもちろん、フリーWiFiのスポットとしてインバウンド対策にも効果的に活用できます。

待ち時間対策になる

ランチタイムなどの行列や食事が出てくるまでの待ち時間にWiFiがあることで、お客様に有意義な時間を過ごしていただけます。
お客様は行きたかったお店でも行列ができていることで、諦めて別のお店を利用する可能性があります。しかし、WiFiを店舗に導入しておくことで、待ち時間にネットの検索や動画を見たりと待ち時間を活用してもらうことができますので、お客様の退屈な待ち時間に対するストレス軽減につながります。

レジ対応や接客の時間短縮になる

政府が実施した「キャッシュレス・消費者還元事業」や「マイナポイント事業」、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で提示した「新しい生活様式」でもキャッシュレス決済の利用が推進されています。
WiFiを店舗に導入することで、キャッシュレス決済サービスに利用するスマートフォンや専用の端末に接続できるようになり、キャッシュレス決済に対応することによってレジ業務の効率化を図ることができます。
また、タブレット端末を利用して注文を行うことも可能になり、最近ではセルフ注文のシステムも導入できますので、接客においての時間も最小限に抑えることができ、お客様との接触を少なくすることでウイルス感染防止にも役立ちます。

オフィスで業務用WiFiを導入するメリット


次に、オフィスに業務用のWiFiを導入することでどのようなメリットがあるのか紹介していきます。

配線の数を減らすことができる

LANケーブルを利用してネットを使っていると、従業員の数だけLANケーブルが張り巡らせていますので見た目がスッキリせず、ゴミやほこりが溜まりやすくなってしまうなどの問題もあります。
しかしWiFiを導入することでLANケーブルが必要なくなり、デスク周りなどをスッキリさせることができます。配線を気にせずに、働きやすくなるような社内のレイアウトに変えることも可能です

ペーパーレスにつながる

会議や社内のミーティングで情報の共有にあたってパソコン上に保存されているデータを見ながら進めるといった機会は増えたのではないでしょうか。
以前までは、毎回資料などを人数分コピーして配布することもありましたが、パソコン上の資料を共有することでコピーする時間などを省き業務効率化にも繋がります。
企業でも固定のパソコンだけでなく、そのような機会に利用できるようにノートパソコンやタブレットを個人に配布するところが増えてきています。

会議室以外でも気軽にミーティングできる

先ほどタブレットやノートパソコンを配布する企業が増えてきていると伝えましたが、ペーパーレスのメリットだけでなく、タブレットなどを持ち運ぶことで場所を選ばず会議やミーティングを行えるようになります。
業務用WiFiは会議室だけでなく比較的社内の広い範囲で利用できるものになりますので、例えば自席やランチスペースなどでもちょっとしたミーティングができます。

社外の人もWiFiが利用できる

オフィスにWiFiがあることで、来社された取引先の方やお客様にWiFiを利用してもらえます。
WiFiの名前とパスワードを提示したり、伝えることでスムーズにWiFiに繋げますので、社外の方でも快適にネット環境を利用できます。

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家庭用と業務用、どちらを選ぶべき?

オフィスの広さや利用の用途によっては家庭用のWi-Fiで十分な場合がありますが、接続が悪かったり、社外の方に家庭用のWiFiのパスワードを教えたくないようであればゲストWiFiを提供できる業務用のWiFiを利用することをおすすめします。
家庭用・業務用のWiFiについて以下で比較してみましたので、どちらの方が店舗や企業に合っているのかチェックしてみましょう。
今回紹介している家庭用・業務用のWiFiは、1つのインターネット回線に複数の機器を接続させる「ルーター機能」を利用した場合になりますので、業務用WiFi以上の規模を利用したい方には、ケーブルを使わずに無線通信ができる「WiFiアクセスポイント」の利用をおすすめします。

家庭用のWiFi 業務用のWiFi
利用用途 ・在宅ワーカー
・2〜3名が働くワンルームオフィス
・家庭での動画視聴やSNS投稿などのインターネット活用
・小規模のオフィス
・フリーWi-Fiを提供する店舗やオフィス
メリット ・法人用のWiFiよりも安価
・メーカーや種類が豊富
・同時に接続できる台数や通信量の増加に強い
同時接続台数(目安) 1〜10台 〜50台
使用人数(目安) 1〜3人 〜20人
フロアの広さ(目安) 〜15㎡(〜4.5坪) 〜80㎡(〜25坪)
ゲストWiFiの有無 ×
壁面・天井設置 ×

業務用WiFiを選ぶ前に確認しておくべきこと


それぞれの店舗やオフィスの環境によって選ぶべき業務用WiFiは異なるため、業務用のWiFiを導入する前に確認しておくべきことをいくつか紹介しますので参考にしてみてください。

店舗やオフィスの面積

通常見通しのよい環境であればWiFiは100メートルの範囲で電波が届きますが、壁や仕切りなどがあると届く範囲が狭くなってしまう可能性が高いです。
店舗の広さやオフィスのフロアの形状を確認して、電波の弱いエリアがあれば先ほど紹介した「アクセスポイント」を追加することをおすすめします。

利用人数・ゲストWiFiの必要性

利用するであろう人数を事前に把握しておきましょう。
またWiFiの種類のよってゲストWiFiが利用できるものできないものがありますので、来客が多かったり、店舗でお客様にWiFiを利用してもらいたいなど、ゲストWiFiが必要になるかどうかも確認しておきましょう。

インターネット回線の有無

インターネットが開通している店舗やオフィスの場合、LANケーブルを利用して既存のネットワークに繋ぐタイプのWiFiを利用できますので、工事が不要になり工事費用の削減を行えます。
事前にWiFiを導入したい店舗やオフィスに、インターネットが開通しているかどうかも確認しておきましょう。

出張の有無・回数

出張や外回りがあるかどうか、どのくらいの頻度かも確認しておく必要があります。
もし出張や外回りがあり、持ち運びができるポータブルタイプのWiFiを利用したいようであればWiFiの設置の際に一緒に工事を進めてもらえるように調整を行いましょう。

業務用WiFiを選ぶ際のポイント

業務用のWiFiでも様々なサービスが登場していますので、導入する際に選ぶポイントを紹介していきます。

初期費用・工事費・月額費用

WiFiを導入する際には、事前に必要最低限にかかるコストを把握するためにも、初期費用や月額費用を必ず確認しておきましょう。また月額費用には機器のレンタル料や通信料が含まれていることがありますのでその点も確認が必要になります。
WiFiの種類や、光回線などの既存のインターネット回線がない場合などは、設置工事が必要になる可能性がありますので、その場合は工事費なども確認しておくことをおすすめします。

同時接続台数

接続台数を確認し、10台以上であれば業務用のWiFiを選ぶようにしましょう。
業務用のWiFiは同時接続でも安定した速さで利用することができたり、処理能力も家庭用のWiFiより優れています。
さらに店舗であればお客様、オフィスであれば訪問者の分の台数も考慮しておく必要がありますので同時接続台数に余裕のある機器を選びましょう。

通信速度・通信規格

ネットを利用する際に大切になる通信速度についてのポイントも紹介していきます。

11ac(Wi-Fi5)

「11ac(Wi-Fi5)」は主流の規格と考えられており、現在市場に出回っているスマートフォンやパソコン、タブレットなどの端末機器や、WiFiルーターやアクセスポイントなどの機器も「IEEE 802.11ac 」と呼ばれる規格に対応しています。
基本的な機器を利用するには「11ac対応」のWiFiを選ぶようにしましょう。

11ax(Wi-Fi6)

「11ax(Wi-Fi6)」は、次世代の規格とされており先ほど紹介した「11ac(Wi-Fi5)」の強みを生かして改良された規格となります。「11ac(Wi-Fi5)」よりも最大通信速度が1.5倍、体感速度が4倍になり、今後本格的に「11ax(Wi-Fi6)」に対応するパソコンやタブレットが普及していくと考えられます。
パソコンやタブレットの買い替えの予定がある場合は、ルーターやアクセスポイントだけを「11ax(Wi-Fi6)」対応にしておくこともできますので、始めはその様に対応しておくことをおすすめします。

11n、11g、11b、11a(古い規格)

11n、11g、11b、11aは、11acよりも古い規格とされていますので、オフィスや店舗などの多くの方が利用する場所では「11ac(Wi-Fi5)」以上の規格を選ぶようにしましょう。

セキュリティ面

飲食店や美容室などであれば特に不特定多数の方に接続される可能性が高いので、不正アクセスなどの防止対策が行われていたり、暗号化などの対策が可能なセキュリティ面でも安心して利用ができるWiFiを選びましょう。

接続方法・ゲストWi-Fiの有無

業務用のWiFiには、複数のネットワークを作成できますので「従業員用のWiFi」や「ゲストWiFi」に分けて管理ができます。
従業員もお客様も安心・安全にWiFiを利用できますし、快適にネットワークを使ってもらえるゲストWiFiが必要がどうかを確認しておきましょう。
また接続方法が複雑なものでなく、シンプルな操作で接続できるような製品を選ぶと手間をかけずに利用してもらえます。

レイアウト変更・接続エリア拡張に対応しやすいか

WiFiを設置するにあたって、店舗のレイアウトやオフィスのデスク周りなどを変更しやすいWiFiかどうか、そしてアクセスポイントなどのWiFiの接続エリアを拡張した場合などにもスムーズに対応できるかどうかも、WiFiを選ぶ上でのポイントのひとつとなります。

屋外に設置可能か

屋外でも設置ができるように、業務用のWiFiには雨やほこりに強い防水や防塵の機能がついている屋外用のモデルがあります。
屋内の店舗やオフィスだけでなく、テラスや中庭、駐車場やガレージなどでWiFiを利用したい場合であれば、防水・防塵の機能が付いているWiFiを選びましょう。
さらに、屋内用と屋外用のWiFiを組み合わせて使える製品もありますので、室内と屋外の両方にWiFiを利用できるようにしたい場合でも活用できます。

遠隔管理機能があるか

業務用WiFiの中には、社外や外出先からでも稼働の状況を確認したり、機器の再起動なども行うことができる「遠隔管理機能」が搭載されているものがあります。
離れた場所からでもWiFiを管理することができますので、支店がある店舗やオフィスなどは「遠隔管理機能」が付いているWiFiをおすすめします。

PoE給電・受電はあるか

LANケーブルを利用して電力を供給する機能を「PoE(Power Over Ethernet)」といいます。PoE機能が付いているWiFiであれば、設置が難しいとされる壁面や天井にもLANケーブルだけでスッキリ設置することが可能です。
電源コードなどの問題で、壁面や天井の設置が難しい店舗やオフィスにおすすめの機能です。

短期~中期の利用なら「WiFiレンタル」がおすすめ!


短期間から中期間でWiFiを利用したい場合であれば、工事不要のWiFiレンタルを使うこともおすすめです。
初期費用や月額費用もレンタルになりますので比較的安く、もしもWiFiのルーターが故障してしまった場合でも保障がついていますので万が一の場合でも安心して利用ができます。

下記のリンクでは、他社のWiFiとの比較やレンタルWiFiの特徴・メリットなどが詳しく載っていますので参考にしてみてください。

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まとめ

今回は業務用WiFiを利用することでどのようなメリットがあるのか、家庭用のWiFiとの違い、選ぶポイントなど詳しく紹介していきました。
業務用WiFiは、オフィスだけでなく、飲食店や美容室、病院、宿泊施設などさまざまな業態で利用することができます。業種によって利用用途や必要な機能が異なりますので、目的を明確にしてオフィスや店舗に合ったWiFiを選ぶことが大切になります。
本記事では、業務用WiFiを選ぶポイントや確認しておくことも紹介していますので参考にして、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。