インターネット回線の種類を徹底解説!結局どれを使えばいいの?

インターネット回線の種類には、フレッツ光などの「光回線」をはじめとして、持ち運び可能な「モバイル回線」など、実に多くの種類が存在するため、契約する場合には一体どのサービスを選べば良いか、判断に迷ってしまいますよね。

今回は、インターネット回線の種類に関する解説を中心に、回線選びのポイントなどについても、わかりやすくご紹介します。

インターネット回線の種類をまとめてみた

まず、インターネット回線の種類としては…

・光回線(FTTH)
・モバイルWi-Fi(BWA)
・ケーブルテレビ(CATV)
・電話回線(ADSL/ISDN)

大きく分けると、以上の4種類に大別されると言えるでしょう。

「インターネットにアクセスできる」という一点においては、どれも共通したサービスであると言えるでしょうが、それぞれの回線種類ごとに異なった特徴やメリットなどがあるため、ここからはより詳しく見ていきましょう。

光回線(FTTH)

光回線」とは、光ファイバーケーブルを利用したインターネット通信網(速度は概ね1Gbps前後)のことで、1980年代の登場以降、現在では最も一般的な回線種類となっています。

光回線を意味する「FTTH」とは、英語の「Fiber To The Home」を略した言葉であり、これは「光ファイバーケーブル」を伝送路としたインターネット通信網の総称を表すものです。

光回線を利用するためには、あわせて「ISP(インターネットサービスプロバイダ)」という「インターネット接続の窓口に相当するサービス」と契約を結ぶ必要があるため、使いたいISPで光回線を選ぶケースもあります。

また、この光回線にも、提供元の事業者やサービスのシステムなどにもよって、大きく分けると5つの種類があり、それぞれのサービスで異なった特徴があります。

・フレッツ光
・auひかり
・NURO光
・光コラボレーション
・地域電力会社の光回線

フレッツ光

フレッツ光」は、NTT東西が所有、提供している光回線サービスの名称で、2021年1月時点では、最も契約者数の多い光回線となっています。

日本全国どこでも利用できることに加えて、好きなプロバイダを自由にカスタムすることができるため、最も拡張性の高い光回線と言えるでしょう。

【フレッツ光で利用できるサービス】
インターネット:〇
光電話:〇
光テレビ:〇

auひかり

auひかり」は、KDDIグループが所有、提供している光回線サービスの名称で、2021年1月時点では、フレッツ光に次いで第2位の契約者数を誇っています。

提供範囲は一部の主要都市に限られますが、通信品質が高く、auのモバイルユーザーであればスマートフォンとのセット割引が適用できるため、一部のユーザーからは根強い支持を得ています。

【auひかりで利用できるサービス】
インターネット:〇
光電話:〇
光テレビ:〇

NURO光

NURO光」は、ソニーネットワークコミュニケーションズが所有、提供している光回線サービスの名称で、下り最大2Gbpsの高速通信が魅力となっています。

利用できるプロバイダは同社の提供している「So-net」のみとはなりますが、通信速度が格段に速く、ソフトバンクのモバイルユーザーであればスマートフォンとのセット割引が適用できるため、こちらも人気の高いサービスと言えるでしょう。

【NURO光で利用できるサービス】
インターネット:〇
光電話:〇
光テレビ:×

光コラボレーション

光コラボ事業者がNTT東西の所有している回線設備を間借りし、その回線を自社のプロバイダーとセットで販売するようなサービスモデルのことを「光コラボレーション」と呼びます。

例えば、光コラボの中でも特に利用者の多い「SoftBank光」の場合であれば…

「フレッツ光の回線」+「Yahoo!BBのプロバイダ」=「SoftBank光」

といったように、NTT東西が自社の回線設備を光コラボ事業者に卸売りし、それらをプラバイダ会社が買取ったかたちで、消費者に提供しているというような構図となります。

・SoftBank光(フレッツ光+Yahoo! BB)
・ビッグローブ光(フレッツ光+Biglobe)
・So-net光(フレッツ光+So-net)
・OCN光(フレッツ光+OCN)
・@nifty光(フレッツ光+@nifty)
・ぷらら光(フレッツ光+ぷらら)

地域電力会社

関西電力中国電力などの「地域電力会社」から提供されている光回線サービスもあります。

上述の光コラボレーションモデルのように、サービスの仕組み自体は、それぞれの回線事業者の保有している設備を間借りして提供しているため、電力会社自身が自社の回線を保有しているというわけではありません。

一方では全国展開をしていないぶん、月額料金が他社よりも比較的安い傾向にあるため、月々のランニングコストを重視する場合には、有力な選択肢の一つと言えるでしょう。

・TEPCOひかり(東京電力)
・コミュファ光(中部電力)
・eo光(関西電力)
・メガ・エッグ(中国電力)
・ぴから光(四国電力)
・BBIQ光(九州電力)

モバイル回線(BWA)

モバイル回線(BWA)」とは、4G/5Gを利用したインターネット通信網(概ね550Mbps前後)のことで、モバイルという名前の通り、外出先に持ち運んで利用することができます。

モバイル回線を意味する「BWA」とは、英語の「Broadband Wireless Access」を略した言葉であり、これは「基地局から出る無線電波」を伝送路としたインターネット通信網の総称を表すものです。

光回線と比較した場合、通信速度は劣りますが、そのぶん外出先に持ち運ぶことができるうえ、工事の必要もなく最短で利用することができます。

また、このモバイル回線にも、提供元の事業者やサービスのシステムなどにもよって、大きく分けると2つの種類があり、それぞれのサービスで異なった特徴があります。

・WiMAXブランド
・クラウドSIM

WiMAXブランド

・UQ WiMAX
・Broad WiMAX
・カシモ WiMAX

クラウドSIM

・どんなときもWiFi
・どこよりもWiFi
・限界突破WiFi

ケーブルテレビ(CATV)

ケーブルテレビ(CATV)」とは、テレビ回線を利用したインターネット通信網の(概ね320Mbps前後)ことで、これはテレビのアンテナ網を利用してインターネットに接続するという方式です。

全国規模のケーブルテレビもあれば、その地方でしか契約できないケーブルテレビなどもありますが、これらのサービスの料金相場は比較的安価であることが多い反面、光回線ほどの通信速度は見込めないため、よく理解したうえで導入を検討するようにしましょう。

・J:COM
・イッツコム
・KCN
・star cat

電話回線(ADSL/ISDN)

電話回線(ADSL/ISDN)」とは、その名の通り、地中に埋められた電話線(メタルケーブル)を利用したインターネット通信網(概ね50Mbps前後)のことで、2000年代の初頭まではインターネット通信の主流を担ってきました。

しかし現在では、そのポジションが光回線に取って代わられてしまったため、近ごろでは2023年の1月を目処に、サービスの完全終了がアナウンスされるようにもなっています。

まとめ

今回は、インターネット回線の種類に関する解説を中心に、回線選びのポイントなどについても、わかりやすくご紹介しました。

インターネット回線には実に多くの種類がありますが、周囲の環境や利用するシーンに応じて、適切なサービス選びを心がけていきたいものですね。