アマゾンのリアル店舗「Amazon Go」がOPEN!Amazon Goって何?!

ECサイトで有名なアマゾンが、レジで支払いをしない実店舗、「Amazon Go」を発表しました。急いでいる時にレジが並んでいてなかなか支払いができないとき、並ぶ時間はストレスになりますよね。そんな悩みを解決するのがAmazon Goレジを通らないとは一体どういうことなのか?Amazon Goとはそもそも何なのか?その仕組みをご紹介したいと思います。
目次
Amazon Goとは?
Amazon「just walk out(ただ歩き去るだけ)Technology」を開発し、レジのないコンビニを実現しました。スマホでバーコードを呼び出しゲートにかざして入店し、持参したバックに買いたい商品を入れ、あとはお店をでるだけ。レジに並ぶ必要がなく、かごから袋に詰める作業も不要になるので待ち時間が減り、非常に画期的な店舗なのです。
シアトルで試験店舗がオープン
現在Amazon Goは、Amazon本社のあるシアトルで従業員向けにプレオープンしており、2017年初旬に一般公開予定です。
出典:https://www.weforum.org/
・Amazon Goで買えるモノ:
商品は、店内で調理したサンドイッチやパンの他、牛乳やチーズ、卵など食品や総菜が中心。
・お店の大きさ:
面積は約1,800平方フィート(約170平方メートル)で、日本のコンビニより少し大きめのサイズ。
INTRODUCING amazon go[Youtube]: https://youtu.be/NrmMk1Myrxc
Amazon Goの仕組み
入店
専用アプリをダウンロードし、発行されるバーコードをゲートにかざして入店します。ここで、店内に設置されているカメラやセンサーで入店した個人を特定し、その後の行動を追跡します。
出典:https://www.amazon.com/b?node=16008589011
商品を選択
棚から商品を取ると、「カメラ」やさまざまな「センサー」で商品を掴んだことを感知し、仮想の買い物リストに加えられます。このシステムでは、商品を「手に取る=買い物リストに加える」と認識しています。カメラだけでなく、「マイク」も設置されており、音からも位置を特定しているそう。カメラとセンサー、マイクで店内での顧客の動き、商品の動きを詳細に把握してシステム化しています。
①商品の特定
何の商品を取ったかはカメラが商品のパッケージを画像認証して特定しています。
②商品の出し入れを認知
カメラでユーザーの手を認識することで、商品の出し入れを判断します。商品を手に取ったら買い物リストに加えられ、戻したらそのリストからは削除されます。
出典:https://www.amazon.com/b?node=16008589011
支払い
商品を選んだらあとは出口のゲートを通過するだけで決済は完了です。支払いはアマゾンのアカウントに自動的に課金され引き落とされます。
領収書
お店からでると、決済と同時に買ったものがスマホに送られてきて、内容を確認することができます。
Amazon Goの可能性
レジがないことでストレスフリーに
レジが不要となることは顧客にとって待つストレスから解放されることになります。また、袋に詰める作業も不要で面倒が減ります。
膨大な顧客情報を収集できる
商品の購入をすべてシステム化しているため、どんな顧客がどんな商品を購入したのか、すべて分かります。このデータは貴重な財産となり、その後のマーケティングに大いに役立てることができるでしょう。
万引き防止になる?
アプリでバーコードをかざして入店することで、個人が特定されます。個人特定され、その行動がすべて捉えられている上、支払いも自動なので、Amazon Goで万引きすることは困難と考えられます。コンビニ店が頭を悩ませた万引きがこの店舗では防止できるかもしれません。
映画のような未来のサービスを世界中に届けようという試み
現在はシアトルで試験店舗をオープンしているAmazon Go。Amazonはこの仕組みを世界中様々な店舗で展開し、映画で見るような未来的なサービスを実現しようと試みているようです。
まとめ
Amazon Goは日本にも上陸するのでしょうか?楽しみですね。米メディアは、Amazonがリアル店舗を大量に出店する計画だと報じています。Amazonは2年間でまず20店、10年間で最大2000店の食品スーパーを出店する予定だということ。Amazon Goが日本にも来る日は近いかもしれませんね。