有益情報をその場でお届け!LINE Beacon利用方法

『LINE Beacon』というサービスはご存じでしょうか。LINEアプリは今では若年層だけではなく幅広い年齢層にリーチできるメディアとなっています。今回は、新たなLINE活用方法として話題になっている、ビーコン機能についてご紹介したいと思います。
LINE Beaconとは
Beacon(ビーコン)とは、電波を受信することにより、位置などの各種情報を取得するための設備のことです。「LINE Beacon」では、LINE上で、専用のビーコン端末と連動してユーザーとコミュニケーションを行うことができます。簡単にいえば、この機能を利用することで、街中に設置されているビーコン端末から、店舗のオトクなクーポンやキャンペーン情報を受信できるサービスです。LINE ビジネスコネクトを実装しているアカウントであれば、LINE Beaconに接触したアカウントを特定し、個人に合わせた個別メッセージや、お店の近くにいるユーザーへの配信が可能となります。
LINE ビジネスコネクトとは
LINE上で企業とユーザーのメッセージの送受信を可能にするものです。従来は、追加されたユーザーへメッセージ一斉配信のみでしたが、LINE ビジネスコネクトを利用することで、ユーザーが企業の公式アカウント情報の連携を許可した場合のみ、個別に、より属性にあわせた情報配信が可能になります。
LINE対応ビーコン
LINE@MANAGERのアカウント連携設定で、購入したビーコン端末のIDとパスワードを入力すると、信号が発信されます。
サイズ: 約33mm x 73mm x 約20mm
重さ: 約14g(電池取付時:約62g)
BLEモジュール: hosiden社HRM1017
受信方法
設定の仕方は簡単です。LINEアプリを起動し、右下にある「その他」のタグを選択。続いて右上のマークから設定画面を開いたら「プライバシー管理」を選択しましょう。画面の一番下に表示される『LINE Beaconを利用』をONにすれば完了です。
LINE Beaconは配信する為にBluetoothを利用するため、設定をONに変更しておきましょう。
店舗側のメリット
店舗付近のお客様へ情報配信が可能
来店・入場・そして通りすがりの潜在顧客ユーザーに向けてメッセージの配信ができます。
友達追加促進
信号を受信したユーザーへ自動的に友達申請が送られます。
店舗内での初品情報メッセージの配信
商品にボタン型ビーコンを取り付けておけば、押したユーザーへ詳細情報を届けることができます。
リターゲティング配信
お気に入り商品情報等、再訪促進のため、よりパーソナライズしたキャンペーンを流すことができます。
消費者側のメリット
ハードルが低い
『LINE Beaconを利用』をONにしていれば、ビーコンを受信した店舗から友達申請が届きます。通常の友達追加方法と変わらないため、面倒な登録や設定も不要で簡単に使いやすいです。
その場で詳細情報を受け取れる
目の前で見ている商品の詳細情報が、LINEアカウント経由でスマホに届くため、検索する手間が省けます。
ポイント機能つき
ポイント機能が利用できるため、店舗側が利用している場合は、サービスによっては、ポイント付与やスタンプをためることで特典プレゼントなどが貰えます。
まとめ
通りすがりの潜在顧客を顧客へするべく、リアルチャネルの購買を起点にした新しいサービスとして注目されており、試験的に導入している大手企業も増えてきております。その場で手軽にクーポンを受信ができるとお買い物も楽しくなりますね。今後はさらに普及が見込まれます。ビーコン機能をONにしてお出かけしてみてはいかがでしょうか。